65歳 はじめての手術    手術編    腰部脊柱管狭窄症

手術当日

6時   自分で検温

6時半  看護師がきて血圧、酸素飽和度測定、手術の流れを説明

7時   手術着に着替え、点滴をはじめる

8時半  ティージーパンツに履き替え、ストレッチャーにのり、手術室へ

執刀医に声をかけられ、呼吸器を付けた後に「いまから麻酔入ります」と言われたのを最後に意識がなくなった。手術終了時、マスクを外されたのは覚えているが、病室に戻った記憶はない。意識がはっきりしてきたのは14時ごろだろうか。腕時計はキーボックスの中、スマホは持てないため時間はわからない。隣の人の夕食が運ばれてきたころは体を動かすことができてきた。医師がやってきて手術の説明をし、しばらくは熱がでるかもしれないと伝えて帰っていった。妻にLINEをする。11時15分ごろ病院から無事手術が終わり、麻酔から覚めましたと連絡が入ったとのこと。母にも連絡済みと返信がきた。看護師から水分を取るよう言われ、用意していたペットボトルを渡してもらい、かなりの量を飲むことができた。夕方以降、自分で横向きになり3回ほど排尿することができた。その晩は不眠症のお隣さんが就寝したころから明け方まではぐっすり眠れたようだ。

 

術後1日目

6時  自分で検温

起き上がり歩いてトイレに行く。洗面所で顔を洗う。ふらつきもなく普通に歩けることにびっくり。今まで足が上がってなく、すり足状態だったがその症状もない。

6時半 看護師がきて血圧、酸素飽和度、ドレーンの血液量測定

レンチンしたタオルを数本持ってきて体を拭いてくれた。その後傷口を確認し、「見たいでしょ、スマホで写真撮ってあげる」と撮影してくれた。パジャマに着替える。妻からLINEがくる。返信にはかなり痛いと書いたそうだが・・記憶にない。
8時  朝食  制限なし。初日も思ったが美味しい。

朝食後、手術で切除した軟骨を入れた瓶を持ってきて見せてくれた。撮影のみ可だった。

午前  レントゲン検査 経過は順調とのこと。痛み止めと胃薬の内服スタート。

12時 昼食

午後  リハビリスタート 術後からコルセットは常時着用

夕方  洗髪台にて髪を洗うことができた。今日は花粉なのか寒暖差アレルギーなのか鼻水が止まらない。持って来たティッシュが空になってしまった。パジャマのみで過ごすのは寒かったのかもしれない。しかし布団に入ると熱いため掛け布団を薄めのものに交換してもらった。以前処方された薬が切れていたので看護師にアレルギー用の薬を頼んだが医師不在のため、出せないと言われた。残りを確認しておけばよかったと後悔。ドレーンの確認に看護師が来る。もう増えてないとのこと。明日は抜けるだろう。

18時 夕食 その後はアマプラタイム

22時 消灯

 

術後2日目

6時   自分で検温

6時半  看護師がきて血圧、酸素飽和度測定

8時   朝食 その後清拭用タオルで体を拭く。

20分ほど自分でリハビリ。土日は基本医師はお休み。廊下を歩き、階段の上り下りもおこなう。ついでに違う階の自販機もチェック。ポケットティッシュを見つけ購入。

 




12時  昼食

午後   壁を使っての筋トレ、洗髪

夕方   傷の出血量に問題がなく、ドレーンを外す。

18時  夕食  その後はアマプラタイム

22時  消灯  

 

術後3日目

6時   自分で検温

6時半  看護師がきて血圧、酸素飽和度測定

8時   朝食 その後清拭用タオルで体を拭く。

午前   CT検査

12時  昼食

午後   薬剤師から服用するとこになる薬の説明を受ける。2種類でる。用意されていた薬はもらえるが、アレルギーのは今日ももらえなかった。

自分でリハビリ。今日からシャワーが可能となる。予約はがらがら。問題なく入れた。

シャワー室には椅子があり、座って楽にシャワーを浴びれるのは助かる。リハビリは筋トレの要素が強いので腹の脂肪が筋肉に変化してきているのがわかる。ただ、医師からはアスリートではないんで頑張りすぎないよう注意を受けている。リハビリで痛める人がいるそうだ。

18時  夕食  その後はアマプラタイム

22時  消灯  

 

術後4日目

6時   自分で検温

6時半  看護師がきて血圧、酸素飽和度測定

8時   朝食 その後シャワーを浴びる。

8時半  医師とリハビリの最終確認

担当医が病室に来て傷の確認。退院許可がでる。

薬剤師から1か月分の薬をもらう。アレルギーの薬も追加されていた。

病室に会計スタッフが請求書を持ってくる。それを持って一階の会計で清算。その時に保険会社への申請書類を提出。2~3週間後に郵送される。封筒に自分で宛名を書き窓に返却。退院許可書を受け取り、病棟へ戻り、ナースステーションに提出。看護師と一緒に病室で忘れ物チェック。これですべて終了。

 

診療費  63120円   診断書  6600円

パジャマなどのレンタル代  520 X6日間 後日レンタル会社から請求書郵送

 

窓口でタクシーを呼んでもらい駅へ。

みどりの窓口へ行き、今回は新幹線指定席をとる。いつもは始発駅なので自由席で大丈夫だが、平日昼にもかかわらずほぼ満席のため、品川からだと座れない可能性があるためだ。案の定外国人でいっぱいだった。

 

次回 一か月後、診察要

 

 

 

 

 

65歳 はじめての手術   入院編    腰部脊柱管狭窄症

2週間後

再び東京へ

PCR検査 入院2日前 予約 10時 (前日も選べる)

名古屋発7時台の新幹線に乗る。通勤ラッシュを少しずれているので電車で指定病院に向かう。予約しているにもかかわらず2時間以上待ち。結果は午後携帯に連絡するとのことで会計へ。ここでも待たされる。

 PCR検査費 4370円

 

入院前日

実家にて過ごす。病院から渡された書類に何度も目を通す。書類ばかり見ていると母があきれていたそうだ。あまりにも不安そうなのでなにも言わなかったけど、と妻に電話で話したそうだ。

 

入院当日

10時 入院手続き

病室に案内される。4人部屋に3名となる。明日には1名退院とのこと。

コロナ過以降、付き添いも面会もできない。病棟にはカードキーで出入りするため首から下げての移動が必要となる。一通り設備の説明を受ける。その後、診察室で手術の最終確認。

部屋に戻り、Wi-Fiを繋げる。キーボックスの暗証番号を登録。試しに開け閉めをおこなうも開かない。看護師を呼んで開けてもらい、再度登録。また開かない・・看護師から登録中、小指が違うボタンを押していると指摘された・・笑えない・・

お昼を取り、下剤を渡される。病室で看護師から手術当日の注意事項、薬剤師から服薬指導を受ける。飲み物を3本は冷蔵庫に入れておくように言われ、自販機で購入。食べ物はいっさい持ち込み禁止だ。

ダイソーで買ったストローが活躍

術後、ペットボトルの蓋を回せないだろうとこれを持たされた。予備に普通のストロー3本も持参。

ティージーパンツも自販機で購入

ひげ、爪を確認され、シャワーを浴びる。手術部位の消毒。背中にひっかき傷があった。位置がずれているので問題ないが、新しく傷を作らないよう指摘された。術後の排尿についてカテーテルか尿瓶か聞かれ、すかさず尿瓶を選択。ひとつ不安要素がなくなった。術後の起き上がり方の練習、コルセットの説明を受ける。

18時 夕食

22時の消灯までスマホでアマプラ。ベッドのライトは消灯後も使えるため不便はない。明日は手術・・ぜんぜん眠れない

 

65歳 はじめての手術   検査編     腰部脊柱管狭窄症

腰が痛く、通院をしていたが全く良くならず、実家に帰る途中で、知人に紹介してもらった東京の病院へ行ってみることにした。地元では手術費が150万越え。紹介先は自由診療でも40万ほどだったそうだ。はたして、どうなるか・・

    

初日   

  名古屋6時台の新幹線で東京へ

 予約が9時だったため、早めの新幹線を選んだ。乗り継ぎの電車は通勤ラッシュ、ホームは人でいっぱい。電車を1本見送る。若者のリュックにぶつかられ、あやうく線路に落ちかけた。・・マジ、死んだと思った・・ 

妻には駅からはタクシーを使えと言われたが、東京出身、数回の電車の乗り継ぎは苦ではないと電車を選んだ。が、もうラッシュの電車には乗りたくない。

  予約時間ギリギリに病院に着いた。

事前にプリントアウトした問診表など必要書類を出し、20分ほど待つ。

診察室で医師からの問診。その後、MRI、レントゲン、血液などもろもろ検査を受ける。結果として手術以外良くなる方法はなく、痛みを我慢して過ごすかの2択と言われる。手術可能な日を教えられた。その場で費用の話はなく、”検討します”と医師に告げ、診察室を出た。

 待ち時間に隣に座っていた人と話をしたが、岡山から紹介で来たそうだ。やはり地元の病院で170万かかると言われ、”一度行ってみるといい”と勧められたとのことだった。

看護師に費用はどれくらいかかるのか尋ねると、確認して戻ってきてくれ、「ざっくり21万ほどですね、高額医療費制度を使うのでもっと負担は軽く済みます」 と言われ、妻に電話。手術をすることに決めた。

 手術にむけ、詳しく検査が必要とのことで翌日もう1度来院しないといけないことに。14時すぎ、近くで昼をとり、実家へ向かった。

     診察料   21420円

 

2日目

  予約  13時  CT 検査

時間をかけ、いろんな体勢で画像を撮る。綿密に撮るんだと感心した。診察室で、手術日を決定。昨日聞いた早い日にちはなくなっていた。画像を見ながら手術の説明。・・きっとこの時点では説明は覚えていただろう・・  

 

看護師から入院の説明、持ってくる物、レンタルするもの、注意事項。たくさん聞きすぎて強烈な言葉のみ記憶に残った。

 〇 術後、神経に問題がないか電気を通す。その時、歯をくいしばり、歯が割れる場合があるので歯は治療しておいてください。

 〇 尿管カテーテル入れます。(抜くとき痛いらしい)

 〇 手術の時、ティージーパンツを着用します。病院で購入してください。

 

 費用説明

 保険適用だということ。高額医療制度を受けるため市役所に申請可能か確認。その場でOKがきた。収入によって上限がかわるが、58000円ほどが負担額。

食事代、パジャマ・タオルのセットのレンタル代などでトータル7万いかないくらいと説明を受けた。こんなに安いなら個室にしようかと聞いてみたら1泊2万越え。

大部屋でいい・・

 最後に手術前にPCR検査が必要なので病院を紹介された。

 後日病院より電話がいくので予約してください、とのことだった。

 17時すぎ、実家にむかう。

    診療代   4100円